まだ見えない未来に。
春が近ずいている
このぐらいの季節になるといつも思い出すことがある。
修業に入る前の頃の話だ
僕は24歳の頃から1年ぐらい 悩んでいた
自分は何者で何が向いているのか 模索していた時期だった
毎日が苦しくて 周りの友達は 夢に向かって進んでいる気がして
どんどん焦って 自信が持てなくなって…
先が見えなかった
何か出来るのに 何にも出来なかった。
みんなが通る時期かもしれない
今 僕の周りの若い子たちも そんな悩みを持っている
軽い言葉は掛けられない…
僕も同じだったから。
光が見えなくて 時間だけが過ぎてしまい
また 1日が終わってしまう。
でも いつか 何かは 見えてくる
時期は 人それぞれだけど 見つからない事はないと思う
やりたい事の 半分は 開き直りで 思い込みかもしれないけど
それでもいいから
今は 見つかった時のために 羽ばたく時の為の 助走だと思うのがいい
今 思うことがある。
人生に 遠回りわなくて 全てに理由があって いい経験になると思う
半分は後からのこじ付けかもしれないけど
そう考えた方が 都合もいいし 人生は楽しい。
これから先も 苦しいことはあるし 上手くいかないことばかりだろう
だから その分 嬉しく感じる事があるはずだろう。
悩みに悩んで 落ちるに落ちて
底に着こう
あとは 登るだけだから…
僕はまだ4合目だ
登る山は高い方がきっと眺めも良いはずだから。